最近本屋に行くたびに必ず目にするところにおいてある「君たちはどう生きるか」
もともとは1937年に出版されていたものですが昨年漫画版が出版されました。
本屋でこの漫画版をペラペラっと最初のほうをめくってみたところ、面白そうでした。漫画版は小説の内容を少し変えていたり、すべての内容が掲載されていないとのことでしたので、小説版で読んでみることにしました。
最初に出版されてから何度か小説版が出版されているようで、今回マガジンハウスから漫画版と小説版が同時に出版されていました。
本屋さんでよく目にするのはこの二つなのですが、どうせなら原作を読んでみようと思いました。調べたところ岩波文庫からでていました。ただ買いに行った本屋さんではこちらの岩波文庫は取り扱っていないとのことでした。
もう一つポプラ社から文庫版がでておりこちらは1967年の二度目の改訂後の本とのことでした。
岩波文庫版のものと比べると現代に近いため読みやすいとのことでした。確かに、このポプラ社の文庫版でも昔の言葉がところどころにありました。それでも確かに読みやすくスラスラっとあっという間に読んでしまいました。
内容はすごく正論が書かれており、感慨深いとことも多々ありました。
多数の方が絶賛されているだけのことはあります。
今度岩波版があればそちらも読んでみたくなりました。
改訂された違いを読んでいくのも楽しそうです。
もう少し大きくなったら子供にも読ませようと思いました。
倉敷市児島柳田町598-2
小河原耳鼻咽喉科
小河原 悠哉